羽鳥湖温泉について
羽鳥湖高原レジーナの森に湧出した「彩光の湯」は、東北屈指の“美肌づくり”と“若返り”の温泉です。
古来、日本では名湯はアルカリ性の単純温泉と決まっているようです。
ここのpH値9.8という強いアルカリ性単純温泉には、皮膚表面の角質を柔らかくし、しかも古い角質を落としてくれる重曹成分が多く含まれています。この湯にはすぐれた天然の石けん効果があるのです。
特に女性には、湯上がりの滑らかで潤いのある肌と清涼感が、何物にも代え難く満ち足りた気持ちにしてくれることでしょう。
私はこれほど優れたアルカリ性の温泉に出会ったら、ためらうことなく、頭から100杯以上の被り湯をします。この温泉には殺菌効果があるうえ、頭皮から温泉成分が入り、血液の新陳代謝が促進されるため、頭から両肩にかけてすぅ〜っと疲れが取れて行くのがわかります。癒し効果が抜群なのです。
洋の東西を問わず昔から、温泉は“若返りの湯”と言われてきました。特に「彩光の湯」のように還元力のある温泉にはうってつけの言葉でしょう。還元力に優れた温泉は皮膚の老化を防ぐと言われていますが、それは全身の細胞を活性化し若返らせてくれるからです。
このような清涼感あふれた湯と緑豊かな一級の自然環境は、当然のように精神的にも私たちを若返らせてくれます。私はこの湯を“心身再生の湯”と呼びたいと思います。アンチエージングを超えた湯だからです。
強アルカリ性の温泉成分の刺激が細胞の働きを活発にすることによって、ホルモンの分泌を適正にし、自律神経の働きを整えてくれます。免疫力の高い健康な体は自律神経のバランスによって支えられます。
さらに言えば、この湯は自律神経をコントロールする白血球の数や機能を適正値に戻してくれます。免疫力を高めてくれる予防医学としての「彩光の湯」にも、私は期待します。
地球が丸ごと沸かしてくれた天与の恵み、“美容”と“健康”と“若返り”の「彩光の湯」は、四季の彩り豊かな羽鳥湖高原の自然環境によって支えられていることは改めて言うまでもありません。
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松田 忠徳(まつだ ただのり)
旅行作家、翻訳家、モンゴル研究家、文学博士(モンゴル国立文化芸術大学)、札幌国際大学観光学部教授(温泉学)
1949年北海道虻田町洞爺湖温泉生まれ、東京外国語大学大学院修了。
Web温泉マガジン「毎日が温泉.com」編集長
「温泉教授」の異名で知られる温泉学の第一人者で、全国の温泉地域活性化の指導を行っている。これまでに浸かった温泉の数は4,600を超える。
著書:「温泉教授の温泉ゼミナール」(光文社新書)/DVD「温泉教授・松田忠徳の日本百名湯」全10巻(日本経済新聞社)/「温泉力」(集英社)/「これは、温泉ではない」(光文社新書)/「温泉旅館格付ガイド」(新潮社)/「江戸の温泉学」(新潮社)等話題書を続々刊行。
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